レッスンは原則月に三回です。
その一回のレッスンでの課題や内容を親が理解することで、ご自宅で親自身が先生の代わりとなっておけいこをするため、親子でレッスンに参加します。
また、前後の生徒のレッスンを見学する習慣もあり、そこから学べることも多くあります。
レッスンの合間に数人でミニグループレッスンをすることもあります。
見学や体験もできますので興味のある方はご連絡ください。
月に一回、一研支部で合奏レッスンを行っています。
子供たちにとって、沢山の仲間と一緒に演奏する習慣が毎月あることは素晴らしい環境です。ヴァイオリンを始めたばかりのころから先輩たちの生演奏を沢山聞くことができるので子供の中に音楽が自然に入っていきます。「この曲が弾きたい!」という意欲も育ちます。
同じ年代の仲間との出会いで友人も沢山できます。同じ仲間でずっと一緒に学び続けることは幼稚園や学校では中々難しいことですが、スズキ・メソードでは長い年数を大切な仲間と過ごすことができます。
上級生になり、お兄さん・お姉さんになってくると、弦楽やアンサンブルの時間も始まります。また、後輩の小さい子供たちの楽器の調弦をしたりお手本を弾いたりと、世代間での交流もあり年齢を越えた友人を持つこともできます。
2~3歳の小さな子供から大人までヴァイオリンを通して一緒に演奏出来ることも大きな魅力です。数十人で共に演奏するなかで互いに成長し、自然に呼吸を合わせて演奏することができるようになります。
毎年数回のコンサートがあります。
全員で演奏するもの、数人で演奏するもの、ソロで演奏するもの等があります。特に一年に一回のソロで演奏するコンサートは子どもの成長をはっきり感じることができる良い機会です。一つの曲をコンサートに向けてより立派になるように努力することで、生徒の力になります。
他教室の友人たちのコンサートを聴くことも多く、弦楽などで出演することもあるので生の演奏に触れ合う機会が沢山あります。
また、始めたばかりの子どもたちは「リズム生」といってほとんどのコンサートで「リズムとごあいさつ」というコーナーに出演します。舞台に立つ機会が沢山あることも素敵な環境です。始めたばかりの子どもたちも、やがて立派な演奏ができるようになっていくという希望に満ちた幸せな時間でもあります。
平野クラスでは数か月に一度クラス会を企画しています。クラス内での生徒・親同士の交流と成長を目的にしています。
笑顔が沢山の時間の中で、合奏やミニコンサート、交流の場などをとっています。
ピアニストをお招きして、小さなソロコンサートやグループ演奏を行うこともあります。
小さな生徒から大人の生徒、そのご父兄や子供まで、より仲の良いクラスでいられたらと思います。
毎年夏に一研で合宿を行っています。
犬山市で二泊三日、充実した時間を過ごすことができます。
合奏や弦楽、曲別レッスンやアンサンブルなど楽器に触れる時間や全員での食事の時間やおやつなど楽しんでいます。
友達と同じ部屋で一緒に泊まることも子供たちにとってとても楽しいようです。
最終日には合宿での成果発表を行います。
2014年の時は春日井市民会館を借りて「第一回一研コンサート」として大きな成果発表の場になりました。
スズキ・メソードでは毎年8月前半に長野県松本市で3泊4日の夏期学校が行われます。
全国からヴァイオリン・チェロ・フルート・ピアノ科の生徒と指導者が集まり、音楽いっぱいの時間を過ごします。
午前中に曲別レッスン、午後にはグループレッスン・弦楽レッスン・コンサートなどが行われます。講師の先生や卒業録音などから選ばれた生徒によるゲストコンサートや協奏曲の夕べなどの夜のコンサートもあります。
毎年、一研支部では上級生たちによる斉奏で午後のコンサートに出演しています。オーストラリアで指導をされている後藤先生のご指導を受け、一年間皆で一曲に取り組んだ成果を発表します。
スズキ・メソードでは卒業曲制度をとっています。
親子の意欲づくりにもなり、一曲を立派に仕上げる経験にもなります。
前期初等科のゴセック作曲ガヴォットから研究科のモーツァルト作曲ヴァイオリン協奏曲、研究科Cのメンデルスゾーン作曲ヴァイオリン協奏曲まで10段階で録音をしていきます。
「急がず、休まず、諦めず」続けていくことで最初はリズムの生徒だった子供たちも様々な曲が演奏できるようになります。
録音したものは本部に送られ、次の三月の卒業式で同じ年に録音をした仲間と共にコンサートで演奏します。
卒業曲を録音し、3月には卒業式が行われます。式では卒業の色紙の授与や生徒代表、父母代表、指導者代表の言葉などもあります。
また、卒業記念コンサートが行われ、同じ年に卒業した仲間たちと一緒に卒業曲を演奏します。高等科のバッハ作曲ヴァイオリン協奏曲と研究科のモーツァルト作曲ヴァイオリン協奏曲は先輩方の弦楽伴奏で演奏できる素敵な時間です。
斉奏の時間もあるので全員が参加し、卒業生をお祝いします。
東海地区では三年に一度、東海グランドコンサートを開催しています。(以前は東海大会という名前でした)
大きなホールや愛知県体育館などで行われます。前回は2014年11月2日に愛知県体育館で行われました。
ヴァイオリン・チェロ・フルート・ピアノの大勢の生徒が一堂にかいし、息を合わせて演奏いたします。リズムの生徒から上級生まで、全員が出演します。
それぞれの楽器の斉奏だけでなく、上級生による弦楽曲やコンサートの後半に置かれる全部の楽器によるアンサンブルなど、約1000人の子どもたちによる演奏はなかなか見られないものです。